スーツケースの種類

スーツケース(ハードケース)を選ぶポイントと知識

●サイズと容量

旅行の滞在期間、旅行先の季節による衣類の量、帰りのお土産の
量などを考慮しましょう。目安は下記の通りです

旅行期間   容量     サイズ
1-3日     ~50L      55cm
3-5日    50-60L      60cm
5-8日    70-80L      67cm
8-10日   90-100L      75cm

●素材

ABS樹脂 A:アクリロニトリス、B:ブタジエン、 S:スチレン の略

硬めのプラスチックで衝撃に強い素材、スーツケースのボディーは
面積をとるので重たくなります。

PC 100%   ポリカーボネート樹脂

衝撃、耐熱、衝撃に強く、軽量な素材。
様々な分野で現在は使われていますが、スーツケースのような
面積を取るような商品としては価格が高くなります。リモワの
SALSAは100% PCを使用しているので特に軽量です。


PC配合ABS ポリカーボネートとABSの混合樹脂

上記単体の素材に比べ、中間的で現在のスーツケースに
多く使われています。PC100%に比べて重くはなりますが、
その分価格がリーズナブルです。重さはどちらの含有率が
多いかで変わってきますが、通常ではその比率は表示されていません。


●スーツケースの種類

1.フレーム式

ケースのフタ側と本体側に巻いてあるマチ幅のあるフレーム。

開閉が簡単でスーツケース本体に受ける衝撃を和らげてくれます。
しかし、フレームはアルミ製の物が多く、極度の衝撃を受けると
フレームの歪みが発生し、開閉時にかみ合わせがずれる場合があります。
フレームの幅が大きいと安定し、小さいと衝撃に弱くなります。

2.ジッパー式

フレーム式よりも軽量です。開閉時にジッパーをぐるっと回すのが
少し面倒です。当店の商品のようにYKK製の場合は、開閉が
とても滑らかでスムースにできますが、安いジッパーの場合は
途中でひっかかったり、止まったりします。特に急いでいる時は
スムースなジッパーの方が便利です。